今週のボカロ関連ニュースで印象的だったのは、新型コロナウイルス感染防止が求められるなか、2つの同人イベント「ボイスコネクト」と「がくフェス」が同時期に開催されたことです。一方は感染対策を徹底した会場での開催、もう一方はオンラインでの開催でした。
異なるアプローチでの同人イベントの開催は、このような状況でも同人活動を絶やさないための取り組みとして象徴的でした。リアル開催とオンライン開催、どちらにも一長一短があります。新型コロナウイルス感染防止に取り組みながら、どうやって同人活動を進めていくか、しばらく模索が続きそうです。
さて、今週のボカロ関連ニュースまとめは、5件のニュースを取り上げました。
- AHSが歌声合成ソフト「Synthesizer V」新製品を7/30に発売。たかぴぃさんとazumaさんによる「Synthesizer V 琴葉茜・葵」公式デモソングも公開
- 東北イタコの音声合成DBを制作するクラウドファンディングが第4ゴール1500万円を達成して終了。歌唱DBに加え、音声合成用の収録台本「ITAコーパス」、四国めたんやずんだもんを加えた3キャラの読唇用トーク型音声合成DBや追加ボイスも制作決定
- 音街ウナが4周年を迎える。音街ウナのラッピング列車「うなぴっぴごー!」が4周年記念ヘッドマークを付けて運行中
- VOICEROID系トークソフト同人即売会「ボイスコネクト」がTRC東京流通センターにて開催された
- 神威がくぽ12周年同人イベント、神威がくぽWebオンリー「がくフェス」が開催された