今週は、Synthesizer Vの新製品がAHSから発売されるニュースがありました。特に、琴葉茜・葵が歌うソフトが出るのには予想外の動きで驚きました。VOICEROIDの話すキャラクターが正式に歌うこともできるようになったわけです。
小春六花もSynthesizer Vのライブラリを制作することが発表されました。日本では歌声合成ソフトというとVOCALOIDが有名ですが、それ以外のソフトとして Synthesizer V に注目が集まりました。
初音ミクも「初音ミクNT」からVOCALOIDでない歌声合成エンジンになりますし、テクノスピーチ社も新しいCeVIOを計画しているようです。もしかしたら、VOCALOIDでない歌声合成ソフトが台頭する時代が数年後にやってくるのかもしれません。
さて、今週のボカロ関連ニュースまとめは、5件のニュースを取り上げました。Synthesizer V関連のニュースは3つに分けてお伝えします。
- Dreamtonics社の歌声合成ソフト「Synthesizer V」の新製品が、AHSより7/30発売決定。従来の歌声合成とAIによる歌声合成のハイブリッド、柔軟なユーザーインターフェイスを提供
- 琴葉茜・葵の歌声合成ソフト「Synthesizer V 琴葉茜・葵」が7/30から発売
- 小春六花が歌声合成ソフト「Synthesizer V」のライブラリを制作すると発表。6/28まで実施中のクラウドファンディングのリターン品にも追加
- 初音ミクと、東京国立博物館所蔵の重要文化財「冬木小袖」のコラボ。森倉円さん描きおろしビジュアルを使ったグッズを販売。売り上げの一部は「冬木小袖」修理プロジェクトへの寄付に
- なりきりAI「京町セイカ」プロジェクトが始まる。京町セイカになりきった会話を集めてAIを作成